同僚の新築祝いの相場は訪問の有無で異なります
同僚が自宅を新築した場合に新築祝いを贈ることがあります。
単に郵送する場合には1万円程度の品物を選定することが一般的です。
同僚との日頃の付き合いの深さにもよりますが、一般的な相場はその程度の金額になります。
一方で、新居を訪問して新築祝いを贈る場合の相場は違ってきます。
訪問すると飲食の供応があるのが当然になりますので、相手のその負担も考慮しなければなりません。
家族で付き合っている場合に、複数の人数で訪問して飲食をするのであれば、先方の負担は増加します。
訪問する場合には、飲食で想定される金額以上の贈り物をするのが相場であると言えます。
昼に訪問して軽い昼食やお茶程度を出されることを想定する場合は別ですが、夜に訪問して本格的な夕飯を提供されて飲酒もするのであれば、贈り物もそれを考慮しなければなりません。
新居を訪問して新築祝いをすることは相手にとっても嬉しいことであって、新居のお披露目になるからです。
同僚との付き合いが長期になる場合には、相場よりも高額な祝い品を贈ることもあります。
転勤がある大企業に勤務していて、その時点では同僚であっても、それが一時的なことである場合には儀礼的な贈答になることもあります。
将来的にも付き合いが継続するのであれば、心を込めて贈ることも必要です。
また、自分が新居を建てた際に贈り物をもらっていれば、返礼ですので少なくともそれを下回らない程度の贈り物はしたいものです。
体裁も含めて相手に対する感謝の気持ちを示さなければなりません。
新築祝いは金銭で贈るよりも品物で贈る方が望ましいと言えます。
新居で使ってもらえるものを選んで贈ることで喜んでもらえます。
冠婚葬祭であれば金銭で問題ありませんが、品物を選ぶことが祝いの気持ちを表現することになるのです。
新築祝いの相場には、贈る側と贈られる側の経済状況も反映されて当然ですので、給与水準などの所得を考慮して過度な負担にならない程度の贈り物にする必要があります。