新築祝　花　マナー

知人や友人、親戚などが家を新築した際の贈り物として、花は良く利用されるもののひとつです。
植物の新築祝いの良い点は、何と言っても新しい家を華やかにし、その空間をさらにひきたてることでしょう。
贈られた方も建築費やインテリアなどにお金がかかっているので、なかなか装飾までは手が回りません。
植物が嫌いという人は少ないので、大抵の人に喜ばれるということも大きなメリットでしょう。
このように、花は多くの人に喜ばれる新築祝いと言えますが、マナーが全く無いわけではありません。
植物であれば何でも良いということではないのです。
まず最初に注意したいのは縁起が良い、お祝い事に向いている植物を選ぶことです。
昔から万年青は新築や引越しの際に運勢を上げるといわれて好まれる植物です。
ですので、年配の方などで縁起等を気にする人に贈るには最適です。
反対に名前に良い意味ではないような文字が入るとか、垂れ下がるような植物は避けておいたほうが無難でしょう。

また、新築した建物がどのような雰囲気なのかを調べておくこともマナーでしょう。
例えば和風の建物に洋風のアレンジメントはいくら綺麗でもあまり気のきいた贈り物とは言えません。
さりげなくでも贈る相手にどのような雰囲気なのか聞いておくと良いでしょう。
できれば室内の空間もどれくらい広いのか解っていると、サイズについても考えることが出来ます。
そして一番大切なマナーは贈る相手のことを考えることでしょう。
どのような花や色合いが好みなのか知っていると検討しやすいです。
明るくカラフルな切花のアレンジが好きな人もいれば、おしゃれで清々しいイメージの観葉が好みの人もいるのです。
普段のその人の服装やイメージ、インテリアのセンスなどを思い起こして考えたいものです。
もし、どうしてもどのような花が良いのかわからないという場合は、胡蝶蘭等のラン類を選ぶと良いでしょう。
ラン類は非常に華やかで持ちも良いため、新築祝いを含め様々なお祝い事に使われます。